macOS Monteray : JTDX shared memory再設定、cp201x USB UART bridge VCP driver再インストール

 MacBookAirのOSをHigh SierraからMonterayにアップデートしたら

JTDXが起動できなくなったので再セットアップ。

再セットアップと言っても、全ての設定ではなく、簡単な初期設定の再実施のみで復活した。


症状1

JTDXを起動すると「シェアードメモリが作成できない」というエラーメッセージが表示される。

これはJTDXインストール用のdmgファイルに同梱のReadMe.txtに記載されている初期設定を行うことで解決した。


初期設定

インストール用のdmgにあるcom.jtdx.sysctl.plist ファイルを次のコマンドで /Library/LaunchDaemonsにコピーする

 sudo  cp  /Volumes/JTDX/com.jtdx.sysctl.plist  /Library/LaunchDaemons

sysctl -a | grep sysv.shm でshmmax が 14680064になっていることを確認する 

次にmacOSをリブートする


JTDXのインストールファイルは次のサイトからダウンロード出来る。

https://sourceforge.net/projects/jtdx/


症状2

JTDXが起動出来るようになった。しかしmacOSがYAESU FT-991aのUSBポートを認識しない。 

YAESU FT-991aのUSB接続に必要なUSBドライバ(SILICON LABS CP201x USB UART bridge VCP driver)を再インストールして解決した。


SILICON LABS CP201x USB UART bridge VCP driver を次のサイトからダウンロードする。

https://jp.silabs.com/developers/usb-to-uart-bridge-vcp-drivers


同梱のReleaseNote.txtに記載のインストール方法に従いインストールを行う。

インストールは簡単。
インストーラを実行するだけ。


インストール中、macOSのセキュリティ機能によってブロックされる。 
macOSの「System Preferences Security & Privacy 」を開いて許可するとインストールが進む。

MacBook Airとリグ(YAESU 991a)をUSBポートで接続する。
認識した。

$ls /dev/ | grep USB

cu.SLAB_USBtoUART

cu.SLAB_USBtoUART2

tty.SLAB_USBtoUART

tty.SLAB_USBtoUART2

$



JTDXからも認識できた。

無事にJTDX使えるようになった。















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