安く良いもの、高く良いもの

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子供のころ、竹ざおは100円くらいでした。竹はそこここに生えてましたので自分で作ればタダでした。道具は使いみちによって使い分けます。堤防で浮き釣りは竹ざおでも十分です。高い竿も良いです、しかし使いみちが違うとまったく意味がありません。最近「安いものは粗悪なもの」と言う人がいます。確かにその様なものが増えてきましたので注意しましょうということです。しかし「安く良い物」が減って、いつのまにか「安くて粗悪なもの」が増えているとしたら何か間違っていると思います。何のために時間やお金をかけて「安くて粗悪なもの」を作るのでしょうか?  

たとえばレストランで「なぜ美味しくないものを作るのか? かかる時間も手間も材料も同じで、もっと美味しいものを作れるのに」と思うことはないでしょうか? しかし味覚は人によって違うので難しいですね。

逆に「高く良い物」をよくないと言う人もいます。例えば「高級車はいらない、安いので十分」と言う人がいます。私の経験ではこのような人の多くはその車の良さを知らない、だから価格だけで判断しているのだと思います。 

「安く良い物」と「高く良い物」はイコールです。 お金が沢山かかったかどうかには関係なく「良い物」は「良い物」であって、価格は経済の状況やそれらを流通させている人々の策略に大きく左右されます。

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