シュウシン
昨夕 ある二十代前半の男性と
「職」について 会話 を していた。
自分はもうすぐ 定年退職 だ。
今も昔も いろんな 仕事が ある中で
自分は とある 企業 に 就職 して
生活の糧 を 得て 今に至る。
私:「当時は 終身雇用 だったね」
男性:「シュウシン?」、「あ、終身刑の終身ですね」
その男性は 私を 笑わそうとして そう言ったのではなく、 「終身」で思い当たる言葉が「終身刑」であったのである。
なるほどと思った。
転職 を せず に 同じ 会社 に 長年 いる 人 でも
各々 の 希望 によって、
ずっと 同じ分野 の 仕事 を してきた 人 と、
様々な場所 で、様々な仕事 を してきた 人 が いる。
そして 十人十色、百人いれば 百人とも 歩んで きた 道 も 考え も 異なる。
どのような制度であっても、
どのような職場であっても、
自分自身 の 考え や 行動 に
よって 如何様にも なる。
大事なのは 実は 制度 や 方法 ではない。
大事なことは
いろいろ な こと を やってみて 自分 の 好きな 道 を 歩む こと である。
その男性 は そのように 考えていたようで、 「終身雇用」 という 言葉 に 対する こだわり も 興味 も なかったのだ。
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