近朱者赤,近墨者黑

古くからある教訓

「 朱に交われば赤くなる 」

人は誰でも
周囲の影響を受ける。

良くない考え方、良くない振る舞い、
或いはその逆も、
知らず知らずのうちに伝染ってしまう。

付き合う相手や環境は大事という
教訓である。



ところが、その一方しか知らないと、
その分別も難しく、
即ち、自覚して制御することも難しい。



良くないことを良いことと信じて
一生懸命に努力して伝染させている場合
すらあるのが実態だ。

自らの再点検、自制が大事である。


自らではなく、自分が育てる
後継者などに対してであれば、


大きな悪影響が出ない範囲で
両面のこと経験させたりして、
その分別を自ら習得させる。


しかし、この加減を間違うと
取り返しの付かないことになる。


杓子定規にこうすれば良いというような
正解はなく、常に状況を広く把握して、
朝令暮改も恐れず、舵取りを行ってゆくことが肝要である。


もうひとつ大事なこと、
それは、教訓を「知識」として
知っているだけでは、
何の役にも立たず、誤解•曲解して
悪影響を及ぼすこともある。
頭デッカチを作ってはならない。















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