経験は大事

至極　簡単　で　当たり前のこと

というのは　言い換えると　

とても　大事なこと　でもある。

例えば

３人の部隊　と　３０人の部隊　と

３００人の　部隊、

それぞれの　長所短所　が　あって　然り。

そして　問題になる事柄も

その問題を解決する手段も

異なる。

様々な　規模、分野　を　経験している

者に　とっては　当たり前の　こと。

頭で考える必要もないこと。

全てのことを経験するのは

理論上不可能と言って諦めるのではなく

一つでも、二つでも、多く経験すること

が大事である。

例えば各国の国策としての教育というものは

なるべく多くのことを経験するように

設計されている。

授業、宿題、課外活動、給食、休み時間、休日、遠足、

それぞれが教育の大事な役割を持っている。

ところが、昨今の企業内などにおける

教育というのは、このような全体的な

設計がないまま、

単発的·局所的に何かを実施し最近流行りの

コンピュータを使って情報を集める

ことに勤しんでいる場合がある。

結果的に、誰が見ても、

情報の捏造にしかなって

いないというような行き過ぎた場合には、社員からの信頼が低下するということにもなりかねない。

「文字や数字の情報がないと出来ない」

「文字や数字の情報がないと把握出来ない」

という状態と

「文字や数字の情報がなくても出来ている」

「文字や数字の情報がなくても把握できている」

「従って、偏った情報は偏っていると読み取れる」

という状態の

のどちらが大事かということである。

「情報の集め方」も大事であるが

「情報の読み取り方」はもっと大事である。

そして読取り方を鍛えるのは経験であり、

教育の軸になるのは　どのような経験を

いつ、誰に、与え、難なく自然吸収させるかである。