陋習に囚われない

多くの 企業内で 旧来の常識に
囚われたまま 手分けが 
上手くできていない場面が
増え続けている。

例えば 
事実上 無理のある 人事考課制度 
は 止めて 賃金統一すれば
現場の管理者などは 他のやるべき
ことに もっと 注力 できる。

ところが 現実は そうなっておらず
無理な制度に 合わせざるを
得ない状況 それが任務にすり替わって
しまっている状況が多い。
 
その状況に、
将来を担う大切な宝、社員を
長期間浸すことになる。

すると浸された側は感覚が麻痺して 
本来やるべきことに
注力できないだけでなく
倫理・モラルが 低下する。

例えば、周囲の誰もが認め慕う先輩が
ある時期から 
人事考課を意識しすぎて 
プロモーション活動に奔走し
任務を全うしなくなるだけでなく
不本意に多くの信頼を失う。
頑張るほど、本人は気づかない、
正しいと信じたまま、深みに
嵌ってしまう人が増え続けている。

このような悩みを、ある大手米国企業の
方から教えてもらったのは、十数年前の
事である。

どこでどうボタンをかけちがえたのか。
本来やるべき仕事をせずにプロモーション活動に奔走する人たちと、

人知れず、私欲を捨て、現場を走り回り問題プロジェクトの火消しに暇のない、
真のリーダーたち、
このような二極化があからさまに
進んでいると言うのだ。


その企業に限らず、年々その傾向は強くなってきている。

これはこれで自然現象と受け入れよう。



さて、
どのような仕事であっても
仕事は「手分け」である。
仕事は山ほどある。
手分けするにおいて
ムリ・ムダ は 削ぎ落としながら
任務を全うする。

そして ムリ・ムダ を 削ぎ落とし
任務を全うするというのは、
突飛なこと や
格好の良いことを やるのではない。

小さな改良、誰も気づかない改良
が 大きな変化を産む。













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